新しいことがしたい『名刺』がほしい

先日後輩にボードゲームカフェに連れて行ってもらった。そこで知り合った人に誘われたボードゲームの集まりに行き、そのときに将来的に起業のようなことがしたいということを聞いた。

その人の関心は大まかに特定の漫画や雑誌ようなものを広めていきたいといったものらしく、具体的に出版側になりたいといったことまでは決めてないとのことだった。なんでも、私が誘われた集まりの主催者がアパレルショップを経営しているらしく、その人に感銘を受けて自分のやりたいことを考えていくうちにそんな結論にたどり着いたようだった。現在はその将来に向けて人に会って人脈だとか見識を広げていくフェーズらしく、ありがたいことに私もフットワークが軽いと思われて(実際は誘われたらとりあえず行くってだけ)その中の候補に入れてもらえたために集まりに招待していただけたようで。

私は、パフォーマーとして生計を立てていこうとした知り合いが何人かいるので、起業というか一般的なサラリーマンとしてではない働き方、生き方を選択しようとすることには思うところがある。関心というかなんというか、憧れではないと思うのだが。ひょっとしたら、高校の文理選択で自分とは別の系統を選択した友人への思いに近いのかもしれない。遠くはないが違う道に進んでいくのを見るような気持ち。

そしてそんな人たちを見ていると何年かの時間をかけてやりたいことがない自分に気づかされる。それがなくては生きていけないとも、無理に作ったところで漠然とした幸せにすら近づくわけでもないと思っているのだけれど。

ここしばらく新しいことをしていないと思っていた。新しいことをしたいと思っていた。振り返ると年明けに転職したし、直近もボードゲームの集まりに行ってみたし、一昨日には引っ越しだってした。全くしていないわけではなかった。でも物足りない。考えてみると刺激が欲しいのかもしれなかった。ジャグリングもちゃんとできてないから日常的な刺激が不足しているのだと思う。新しいゲームもここ3か月くらいしていないからやっぱり刺激が足りてない。

話は戻るが起業したいらしい彼にかつて自分がかかわっていたフリーペーパーの話をした。なんなら君もやってみたら、と。というのも正直望みがあってそれを叶えたいなら結びつく行動をしていくしかないと思っている。彼にはまだそれが足りてないのではないかとほんの1,2時間だけだが話して思った。出版物の何かしらに関わりたいなら、簡単にでも出版物を作るなり、レビューの一つでも仕上げておいた方がいいと思った。

つまり人脈を作るにしても、名刺なしに自分を売り込んでいくのは非効率だと思う。自分はこういう人間だ、こういうことがしたいということを覚悟を添えて示すのに『名刺』として何らかの成果物や実績を持つことは大切なことだと思う。

そんなことを考えていて、自分も『名刺』がほしいと思った。ジャグリングでも大会にでたり、何か動画を出したりしている人はそれが『名刺』になる。自分はそういったことをしていないので『名刺』がない。まあ、ジャグリングでの『名刺』がほしいといったわけではないのでこれは置いておく。では何の『名刺』が欲しいのかというと、これがない。ただ漠然と欲しくなってしまった。多分これは『名刺』に刺激を見出そうとしてる。期待しているのだと思う。滑稽なことに何をやりたいかはっきりとしていないから、何をやろうとしているのかをはっきりとさせる『名刺』が欲しいのだろう。どう考えても順序が逆だ。でもあこがれる。ということでちょっと自分のやりたいことを考えてみようと思った。考えて見つけるようなものかもわからないけれど。

 

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前回から10か月ほど時間が空いた。何度か書こうと思うことはあったけれど面倒に思ってしまって放置してきた。今回は一度外に出しておくべきだと思ったので書いた。やはりアウトプットしていくと新たに気づくことは多い。書かなかったことを振り返ってみてこうして吐き出すことの価値を再確認した。

今回はそんな感じで書いたので文章をきれいに書こうという気持ちはあまりなく、冗長になったため、書ききるのに2時間近くかかった。だらだらしたくなる性質なので2時間を確保するのに気持ちの面で手こずるが頑張りたい。

仕事は結構慣れたし穏やかに過ごせてる。今年は残業0で終わりそう。来年の繁忙期はそうはいかないけどせいぜい月30程度で済みそうだし、繁忙期以外はほぼ残業いらなそう。

今年をちゃんと振り返っておきたいね。なんか今年の頭にやりたいこととか書いてたっぽいし。