季節の移ろい 人の移ろい

7月になり、梅雨は抜けぬものの、暑さは増していき着実に夏は近づいているのを感じる今日この頃。正直これ以上熱くなるのは勘弁していただきたい。

前回はこれから辞め行く先輩の話をしたが、この前には定年後もマネージャーという肩書で働いていた人が辞めた。その次の日ゴミ箱にその人の名前の入ったテプラが捨ててあったのが印象に残っている。ああ、諸行無常かな。

そして、どうやら近々また同様の肩書の方が辞めるらしい。その少し後には定年で転職する方も控えているようで。季節が移ろうにつれて、人が減っていくような印象である。たまたまだろうが。

うちの会社はお年を召した方が多い。20~30%は定年間近かあるいは定年済みである。それに加えて30代の働き盛りの人は少ない。小さい会社であるので10年後には既存の戦力の多くが失われていることは想像に難くない。

この状況を打破するにあたっては、中途採用者を募り、戦力の増強を図ることが考えられる。と、ここではたと思う。歴史が繰り返してはいないか。もしかすると20年ほど前にも似たような状況になったのではないか。そこで新卒ではなく、中途採用でしのぎ、それで良しとして新卒を長らく取らなかったからこそ今につながったのではないのか。まあ、実際には新卒が一向に定着しなかっただけかもしれないが。

新卒の定着にしても思うところがある。どうにも人手が足りてないのだ。いや、人手が不足しているから新卒を採用しているのだろうけども。ここでの人手とは新人を教育するゆとりと言い換えてもいい。人手不足により手一杯の状況では、新人を教育するゆとりなどあろうはずもない。習うより慣れろといった考えもあるだろうが、結果それで新人が逃げて人手不足が続いたのでは世話はない。こう考えると、どうやら新人の採用とは事業を拡大する前準備のような、誤解を恐れず言うならば、人を遊ばせる余裕があるときに済ませるのがよさそうである。ゆとりを作ることで生まれる目先の損失というか非効率を嫌い、結果として遠い先の損失を生み出す。手垢まみれで説教くさい話だが、こういったことを見通すのがある種の先見の明といったものなのだろう。

さて、10年後まで私が会社に残っているかはわからないが、いざ船が沈むといったときに慌てぬよう、身支度と観察は怠らぬようにしていきたい。

 

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思っていることをつらつらと吐き出しているので、勢い任せで推敲をほぼしていない。ふと読み返そうと思ったときに読みづらくはならないかと思わないでもないがまあいいかという気持ちが強いのでまあいいか。

今日はかねてより勉強していた資格の一次試験のようなものを終えた。忙しくて触っていなかったので忘れているところもあったが受かりはしているだろう。

3週間後には別の資格試験もあるのでそちらの勉強もそろそろ再開しよう。2か月後にはまたまた別の筆記試験があるので、そちらも早めに一度済ませてしまおうか。

さてさて次に記事を書けるのはいつになることやら。